――ドローンを始めたきっかけは?

家の近くにあるドローンスクールで少しだけ飛ばしました。あと、おもちゃの100G以下のドローンを購入したので、家の中でときどき飛ばしています。子どもがいるので、まず私の方で(ドローンを)やって、次に子どもにもやらせてみたい。それで、どこのドローンスクールに行こうかなと思い、フリークスガレージに。いずれ仕事にできたらいいなと思っていますが、フリークスガレージに来て厳しさも教わっていますので、安易に考えるべきではないなとも思っています。

――他校も通ったとのことですが、印象はどうでしたか?

日本で、これからどんどんドローンが社会進出してくると。ドローンで農薬散布で、何千万も稼いでいる人もいると。なので、やらないと損ですよという教わり方をしました。しかし、そんなに安易なものなのかと疑問がありました。それで、他のドローンスクールも見てみようと思った次第です。

――たくさんのドローンスクールの中から私どもを選ばれた決め手は?

フリークスガレージでは、ラジコン飛行機・ヘリコプターの延長で、ドローン(マルチコプター)をやっているように見受けました。だからこそ、事故とか怪我、紛失ロストとかを非常に気にかけていらっしゃる。ドローンに関して安易に儲かるとか、そういう教え方をしないという点で、信用できました。

私は横浜からなので、片道3時間。最寄りの駅から駅まで行って、その後さらに車で30分です。お世辞でも近いとは申しませんし、交通の便が良いとも思えません。しかし、それでも皆さん、フリークスガレージに押しかけてらっしゃるので、それなりのものがあると感じたのが一つですね。

あと、他のドローンスクールのサイトと明らかに違うのが、「厳しい世界ですよ」と。「安易にやるものではないし、こちらも安易に勧めない」。それは他のところとは違うなと思ったので、もし行くならフリークスガレージにしようと思った次第です。

――初級講習を終えた 今の率直な感想は?

思った以上に深い世界。安易な気持ちでやったら、簡単に人は死んだり怪我をしたりするなと。やるからには本気でやらないといけないと、改めて感じました。

今日フリークスガレージで教わって、一番勉強になったのはモードですね。プロはモード1(が多い)と教わりました。モード2の癖がついていたので、実技講習で苦労しました。プロの世界がモード1と教わった以上は、モード2は忘れて、モード1でやっていきたいと思っています。

飛ばす前に知っておく(べき)ことを知らないと、まずうまく飛ばないし、あらぬところに機体が飛んでいってしまうと。まずはちゃんとした知識に基づいて操作しないと危ない。例えば、プロポ(送信機)のアンテナと機体の受信機の向き。いきなり技術から入ってしまうと、(そういう)本質的なところを理解しないまま、時間が過ぎてしまったかもしれない。あと、悪い癖がつくとかですね。私の場合はモード2から入っちゃったので(笑)。思いっきり悪い癖がついちゃったんですが。

今日教わった、指の腹ではなく、指の先端で操作するとかですね。私もバイクを最初に自己流で乗っちゃって、直すのにすごい苦労したので。ドローンの世界も同じだなと、改めて感じました。ちゃんとした教室に入って、ちゃんと習わないといけないですね。

――受講前の自分に当スクールを 今なら何と紹介しますか?

駅から近いとかすぐ資格が取れるとか、(そういう)安易な勧め方をするドローンスクールは止めた方がいい。中村さんのおっしゃっている(ドローンは)ラジコンの延長である、ラジコンを軽い気持ちでやると(墜落で)簡単に怪我したり死者が出る、そういう真実を教えるところで教わった方がいいと申し上げたいですね。